大切なペットの病気の兆候を見逃さないために、当院では、犬と猫の定期健診を行っています。また、感染症を予防し、まれに発症しても症状を軽く抑えられるように、各種ワクチン接種も行っています。 病気を未然に防ぐことで、体への負担も少なく健康を維持することができます。
人間に定期健康診断が必要なように、犬や猫にも健康管理のための健診が必要です。大きな病気を患ってしまう前に、その兆候を発見して対処することによりペットの命を守ることができます。定期的な健診を受けることで、大切なペットの体調管理をしましょう。
当院では、定期健診を行っています。 全体的に体の肉付きや、毛並み、毛づや、表情を観察しながら、体重や口の中、耳の汚れなどのチェックも行い、元気かどうか、病気の兆しがあるかどうかを判断します。 また必要に応じて、血液検査、レントゲン検査を行っています。
狂犬病の予防接種は毎年接種するように法律で義務付けられています。必ず接種してください。 当院では、「犬ジステンパー感染症」、「犬伝染性肝炎」、「犬伝染性喉頭気管炎」、「犬パラインフルエンザ感染症」、「犬パルボウイルス感染症」の5種混合ワクチンと「犬レプトスピラ病(2種)」を加えた7種混合ワクチンの接種が可能です。 上記以外のワクチンも接種可能ですので、お気軽にご相談ください。
主に扱っている猫のワクチンは「猫白血球減少症」、「猫ウイルス性鼻気管炎」、「猫カリシウイルス感染症」の3種混合ワクチンです。「猫白血病ウイルス感染症」が加わった4種混合ワクチンも用意しております。
人間のほうではあまり見かけなくなった寄生虫。でもペットの周りにはいまだ多くの寄生虫がいます。 薬を使った予防や駆除のほかに、寄生虫に感染しない生活環境づくりも大切です。
犬の心臓に寄生して致命的な状態になるフィラリア症。 昔と比べて数は減りましたが、根絶された病気ではありません。毎年の薬の投与をお願いします。 当院では錠剤タイプ、ジャーキータイプ、ビスケットタイプ、スポットタイプなど各種用意してあります。 また定期的なフィラリア検査も実施しております。初めての場合や長い間薬を飲ませていなかった場合には、薬を飲ませる前にこの検査を受けさせることを強くお勧めします。
皮膚のトラブルや他の寄生虫を媒介するノミやマダニ、定期的な予防が重要です。 スポットタイプ、錠剤タイプと用意してあります。 犬の場合は食べやすい錠剤タイプのものが良いでしょう。
犬猫の回虫・条虫・鈎虫、猫胃虫、犬鞭虫、瓜実条虫、多包条虫、マンソン裂頭条虫などのほかに、コクシジウムやジアルジア感染症などもここに分類されます。 駆虫など治療も大事ですが、感染させない環境づくりがとても重要です。